六 ── 京都府

さざれ石山

さざれいしやま
所在
京都府 京都市右京区 嵯峨野(入亀山・音戸山、標高97m)
種別
岩質
灰色層状チャート
時代
三畳紀〜ジュラ紀(丹波帯ジュラ紀付加体)
台帳の分
由来の石
由来の型
石成長譚
大きさ
径1〜5mの岩塊が数個露出
現地確認
行っていない(文献のみ)
未撮影現地で確かめてから、写真を入れます

伝承

平安初期、嵯峨天皇が嵯峨院への行幸の折ここで休み、侍従が岩塊を見て歌を紹介したところ天皇が気に入り、以後行幸のたびに観賞した——と伝わります(井上1933)。江戸時代の『山州名跡志』『山城名跡巡行志』『都名所図会』にも「さざれ石あり」と載りますが、三書とも名の由来は不詳としています。

学術

丹波帯ジュラ紀付加コンプレックスを構成する灰色層状チャート(三畳紀〜ジュラ紀の大洋底堆積物)。なお、伝承のとおりなら歌はその時すでに存在したことになり、ここが発祥地とは言えない筈だ——という矛盾も指摘されています(鈴木2003, pp.244–245)。背景には当時の巨石信仰と、小石が育つという石成長譚があると論じられています。

行政

—(確認できる指定・碑の記録は、まだ手元にありません)

出典
  • ・鈴木博之「『さざれ石』の由来と地質学的考察」『地球科学』57巻4号、地学団体研究会、2003年、pp.243–252

現地の板の写し

この石の板は、まだ写せていません。訪ねたときに、写します。